スコットランドを中心とした参考文献

 勿論全てを網羅している訳ではなく、特に、ウィスキーのもので新しいものやガイド的旅行記などは把握していない(インターネットの発達により単なる情報本は集める価値がなくなりました)。              トップページへ戻る
歴  史
書    名 著  者/出版社 備     考
とびきり哀しいスコットランド史 Frank Renwick/
筑摩書房
少し前までは、森護の「スコットランド王国史話」を除けば唯一のスコットランド史の本だった。コラム風に、3ページづつ区切られており、内容も辛らつで、何故イングランドに支配されつづけたかメンタルな部分が分かりやすい。小林章夫訳 1980円

スコットランド物語 Nigel Tranter/
大修館書店
ついに出た。といっても1997年の出版だが、本邦初訳のスコットランド通史。詳細な索引つき。410頁。杉本優(スコットランド在住)訳 2600円

とびきり愉快なイギリス史 John Farman/
筑摩書房
あまりにくだけすぎている部分もあるが、スコットランド史情報が少なかったころは、該当部分を一所懸命引き写していました。ちくま文庫 700円

イギリス歴史の旅 高橋哲雄/
朝日新聞社
スコットランドのことはほんの少しだけしか触れられていない。しかし、佳書。ピクチャレスクを中心としたイギリス人の景観に対する美意識、カントリーハウス、イギリス各地に建設されたユートピアをテーマとしている。空想社会主義者と呼ばれてしまったロバート・オーウェンが、グラスゴーの南方のニュー・ラナークに建設したユートピアに数行の言及あり。 朝日選書 1300円
ところで、なんとオーエンの研究団体が日本に存在していた!!
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スコットランド王国史話 森 護/
大修館書店
紋章学が専門の著者による、王家とその王ごとの歴史。かなりディテールが深いが、いきなりなのでなかなか手ごわい。通史を読んでからの方がいいと思われる。図版多数 373頁 2472円

タータンの歴史
Clans & Tartans of Scotland
Robert Bain
鈴木治己 訳/
(株)チェック商会
異色の良書である。本書ではタータンチェックについての概観の後、133種類のタータンチェックについて原色で掲載するするとともに、その氏族の歴史を記述している。現在これに比肩する出版がいくつあるだろうか。1938年に出版された原書を、1975年にチェック商会が翻訳刊行したもの。チェック商会とはアパレルメーカーだろうか。この本を発見したのも、とあるブティックであった。308頁。2600円

スコットランド史
−その意義と可能性−
Rosalind Mitchison
富田理恵・家入葉子 訳/
未来社
スコットランド史について、その受容の実態についても含んだ、10人の歴史学者による本。このような本がでていたとは。中身は未だ精読していないが、若き日本の歴史学者2名による力作である。ここでは、翻訳が力作であるというよりは、日本での出版にいたるまでの労苦に敬意を表したい。また、訳者あとがきにおいて、邦語のスコットランド史の文献リストと、やや基礎知識が必要であるが、詳しい年表が付されており非常に有益である。スコットランドについての研究が日本でも続けられていることを寡聞にして初めて知り心強い思いがする。スランジーバー!! 221頁 2600円

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